過去のセミナー情報詳細
14th Total Anti-aging Seminar
- 医師向け
- シミ
- たるみ
- 多汗症
- 経営
概要
美容医療に関わる医師向けのセミナーです。
※開場時間は10:00を予定しております。
※お申込みは、1施設2名様までとさせていただきます。
※ご一緒に参加される方も本WEBサイトに登録の上、個別にお申込みをお願いいたします。
※本セミナーは有料となります。(3,000円/名)
プログラム
10:35~12:05 セッション1:スキンケア・色素性皮膚疾患
座長: 尾見 徳弥 先生 [クイーンズスクエアメディカルセンター 常任理事]
座長: 山本 有紀 先生 [和歌山県立医科大学 皮膚科学教室 病院教授]
いわゆる「シミ」に対してはQスイッチルビーレーザーやフラッシュランプなどが治療方法の筆頭に挙げられるが、肝斑混在色素斑や炎症後色素沈着など治療に難渋する症例もある。 様々な色素性病変に対応するにはトレチノインやレチノールとハイドロキノンの併用療法は一つの手段となる。スキンケアを医療の中で上手に取り入れていくことで患者満足度を高め、リピーターを増やすことが可能である。
肝斑は30代以降の女性に好発し寛解増悪を繰り返す難治性の色素斑である。顔面に対称性に生じる境界明瞭な淡褐色斑であり、老化や慢性の紫外線暴露による日光性黒子(老人性色素斑)と併発していることも多い為、治療に難渋する症例もしばしば見受けられる。従来、肝斑の治療においてレーザーは禁忌とされてきたが、近年、QスィッチYAGレーザーの低フルエンス照射(レーザートーニング)により、肝斑が改善するとの報告があり、急速に普及したものである。しかしながら、副作用の報告や否定的な意見もあり、使用機種、設定フルエンス(照射出力)、治療回数、併用療法の有無、手技、評価方法等の条件を統一した臨床的検証が求められていた。 今回、肝斑治療におけるレーザートーニングの有効性と安全性について臨床試験を行い、一定の知見を得たので報告する。
シミ治療で重視しているのは診断、初診時は素顔での診察がmust。日本人のシミは、多種混在型が多く、Aging Complex Pigmentation(ACP)と呼んでいる。見落としてはいけないのが、肝斑の存在そして、類似しているADMとの鑑別。シミ治療にはtheoryがあるが、日本人の肌の状態も個々によって異なり、思った通りに治療が進まないことも多い。患者ごとに実践を積み重ね、所有する機器を使いこなすことが重要である。
ご講演終了後、症例検討会を開催いたします。
スマートフォン/タブレット端末を活用したリアルタイムアンケート集計ツールを用いて
参加者の声も伺いながら、全員参加型での実施を予定しています。
皆様、奮ってご参加ください。
12:20~12:50 ランチスペシャルセッション:医療広告ガイドラインの現状(共催:日本美容医療協会)
座長: 青木 律 先生 [公益社団法人 日本美容医療協会 理事長]
医療広告ガイドラインの改正から半年が経過した現時点において、 再確認したいポイントや変更になった部分などをご説明いただきます。
医療機関ネットパトロールの現状について、 具体的な事例を交えて解説いただきます。
日本美容医療協会 理事長 青木律先生のご協力のもと、
改正から半年が経過した医療広告ガイドライン、およびそちらに伴うネットパトロールの現状について、
スペシャリストをお招きしたランチョンセミナーを企画しております。
共催:日本美容医療協会
13:05~14:50 セッション2:たるみ治療
座長: 新橋 武 先生 [新橋形成外科クリニック 院長]
たるみの治療においては近年機器や注入剤、糸など様々な手法が登場している。 単一の手法で効果を得ることも可能ではあるが、たるみは、皮膚弛緩から骨萎縮などをはじめとする様々な要因からなる。引き上げるだけ、ボリュームを補填するだけでは十分な効果を得られない事も多く、多角的なアプローチが必要である。当院でおこなっている機器、注入剤を主とした複合的な治療について、そのコンセプトや考え方、要点を解説したい。
最近、たるみ治療(Skin tightening)は、真皮・皮下組織に熱変性、熱刺激による収縮とコラーゲンリモデリングを起こす高周波(RF)と焦点式超音波(HIFU)が中心となっている。 それぞれのパイオニアであるRF治療器とHIFU治療器は、脂肪隔壁の収縮、SMASの収縮と熱様式の違いからくる特徴と長短を有する。 これらの効率的照射方法と組み合わせ方、新型RF治療器の利点について述べる。
TrueLift®は、レスチレン®リフト™リドを4つのポイントに少量注入することによって、支持靱帯の保持・補強を図り、顔全体の自然な若返り効果を得る手法です。TrueLift®の手技を基本としながら、症例に応じて適宜必要部位に追加注入を行い、美しい輪郭を造る手技を解説します。
宮田先生のご講演後、クロスクリニック銀座より、
石川先生、岩城先生による治療実演をライブ中継いたします。
15:10~16:10 セッション3:腋窩多汗症治療
座長: 加王 文祥 先生 [天神下皮フ科形成外科 理事長]
2010年に日本皮膚科学会において原発性局所多汗症診療の診断基準、診療ガイドラインが作成されてからはや9年の月日が経ち、徐々に診療の現場において治療が普及してきていること、また患者からも多汗症診療のニーズは高まる一方であると実感している。特に腋窩多汗症における患者の治療ニーズは高く、ボツリヌストキシンが保険適用となったり、新規外用薬の治験が進行中であったりと今後治療選択肢が増えていくことが予想される。 しかしながらなお、腋窩多汗症、腋臭症は患者のQOLが非常に障害される疾患であり、既存の対処療法では満足に至らない症例は少なからず存在している現状もある。ミラドライは効果持続期間が長期にわたるという特徴を有し、重度の腋窩多汗症、腋臭症患者においては、重要な治療選択肢になることが期待できると思われ、今後より詳細な治療へのエビデンスが蓄積されることが望まれる。
ミラドライはマイクロ波加熱を利用した腋臭症・多汗症治療器で、切らずにアポクリン汗腺・エクリン汗腺を熱変性させることにより発汗機能を低下させます。長期的な治療効果が期待でき、今後、腋臭症・多汗症治療の中心となっていく治療器と思われます。今回、ミラドライの基本原理と施術の実際、注意点について詳しく解説し、臨床効果について検討を加えたので報告します。
皮膚科医、形成外科医のそれぞれ異なる視点から、
機器による腋窩多汗症治療についてご講演いただきます。
16:30~17:30 セッション4:私たちの考えるクリニック運営
座長: 青木 律 先生 [グリーンウッドスキンクリニック立川 院長]
それぞれ特色あるクリニックを運営される3名の先生方について、
ご自身のクリニックの紹介から、クリニックづくりのこだわりをはじめ、
ここでしか聞けない過去の経験談など、ざっくばらんにディスカッションしていただきます。
今回は、初の試みとして、特別ゲストと共にクリニックへ訪問し、クリニック紹介VTRを作成いたしました!
当日を楽しみにお待ちください。
17:45~18:45 懇親会
セミナー終了後、製品展示会場内にて懇親会を実施いたします。
各種ドリンク、軽食をご用意いたしますので、お時間の許す限り、是非ご参加ください。
開催概要
開催日 | 2018年11月4日(日) |
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代表世話人 | 川島 眞 先生(東京女子医科大学 名誉教授) |
会場 | 東京国際フォーラム タワーB ホールB7 |
住所 | 〒1000005 東京都 千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム7F |
定員 | 先着200名様 |
参加費 | 3000円 |
備考 | お申込みは、1施設2名様までとさせていただきます。 ご一緒に参加される方も本WEBサイトに登録の上、個別にお申込みをお願いいたします。 FAXでのお申込を希望される方は申込用紙のダウンロードをお願いいたします。 FAX申込用紙ダウンロード
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アクセス | https://www.t-i-forum.co.jp/general/access/ |