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過去のセミナー情報詳細

2024年6月22日(土)

JMEC LASER FORUM

東京都
  • 医師向け
  • 現地開催型

概要

シミ・ほくろ・イボ・脱毛…
これから始める方も、おさらいしたい方もレーザー治療の基本を再確認

  • 本セミナーは特定のレーザー機器に特化した内容ではなく、様々なレーザー機器、レーザー治療について幅広く、ご講演いただくセミナーとなります
  • 本セミナーは、事前申込制の現地開催セミナーです

【参加特典】

  • 本セミナーにご参加いただいた方へは、第35 回日本レーザー治療学会 総会・学術大会の参加費割引券をお渡しいたします。

通常参加費:15,000 円(会員・非会員医師)→割引価格:12,000 円(会員・非会員医師)

  • 本セミナーは第35回日本レーザー治療学会総会・学術大会とは主催が異なりますため、学会に関するお問い合わせにつきましてはお答えできかねます。学会に関するお問い合わせは学会事務局様へ直接ご連絡ください。
  • 本セミナーは、第35回日本レーザー治療学会総会・学術大会への参加登録を行わなくてもご参加いただけます。

 

主催:美容皮膚研究会/後援:レーザー治療学会/協賛:株式会社ジェイメック

 

プログラム

14:30~15:30 【第1部】知っておきたい レーザー治療の基本のき

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座長: 河野 太郎 先生 [東海大学医学部外科学系形成外科 教授]

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演者
河野 太郎 先生 [東海大学医学部外科学系形成外科 教授]
レーザー治療と医療安全 レーザー医療機器が絡んだ医療事故の実際
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1990年代後半からレーザーによる脱毛治療が始まり、レーザー治療の中で最も一般的な治療となった。その後、脱毛レーザーが、厚生労働省医薬・生活衛生局医療機器審査の承認をうけたが、その承認の条件として、「本品の適応に関連する十分な知識・経験を有する医師が、講習の受講等により、本品の使用に関する技能や合併症等に関する知識を得た上で、本品が適切に用いられるよう、関連学会と連携の上で必要な措置を講ずること。」が、追記された。しかし、本邦では、未承認機器であっても医師の裁量権で使用が可能であるため、レーザーの知識と経験が不十分な医師が治療することによる事故や、医療従事者以外の施術による事故等があり、医療安全を認識していない医師や施設での医療事故は実際の報告よりも多いと考えられる。脱毛以外の美容医療領域においてもレーザー医療安全は必須であり、医師のみならず、看護師の安全教育も必要である。

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演者
青木 律 先生 [グリーンウッドスキンクリニック立川 院長]
美容レーザーの歴史
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現在美容医療の領域においてレーザーは欠かせない技術である。端的にその歴史を振り返るとレーザーは特定の色素を標的とする治療と、水を標的として無差別に皮膚組織を蒸散するリサーフェシング治療に利用された。前者は後に色素周辺組織に熱を与えて破壊する脱毛レーザーの開発につながり、更に熱破壊を行わず線維芽細胞を刺激することによってしわ、たるみの改善を図る機器が開発された。後にこのタルミ取りに関しては使用されるエネルギー源がレーザーからラジオ波、そしてHIFUなどにその主力が移り変わっている。後者のリサーフェシングレーザーは後に全体ではなく部分的に皮膚照射を行うフラクショナルレーザーに発展した。2013年にはピコ秒レーザーが開発され、極超短時間低出力照射によるレーザートーニングが行われるようになった。本発表では技術革新の裏側に隠されたエピソードを交えて美容レーザーの歴史を振り返りたいと思う。

15:40~16:25 【第2部】日常診療でよく扱うレーザー治療 ~脱毛・炭酸ガス~

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座長: 青木 律 先生 [グリーンウッドスキンクリニック立川 院長]

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演者
塚原 孝浩 先生 [つかはらクリニック 院長]
改めて学ぶ医療脱毛レーザー
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本発表では、レーザー脱毛技術の基礎から最新の進展まで、包括的な概要を提示します。選択的光熱融解理論の基本原理、様々なレーザータイプの特性、波長の選択、皮膚タイプへの適応性などを掘り下げます。特に、アレキサンドライト、ダイオード、Nd:YAGレーザーの特徴と臨床応用に焦点を当て、それぞれのレーザーが異なる皮膚タイプや毛質にどのように最適化されるかを検討します。また、レーザー脱毛における安全性、患者管理、合併症対策、新しい研究動向についても詳述し、医療脱毛従事者が高品質な患者ケアを提供するための知識を深めることを目指します。

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演者
木村 有太子 先生 [順天堂大学医学部附属順天堂医院 皮膚科 ]
炭酸ガスレーザー治療の基礎
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水に対して吸収率が高いレーザーの1つである炭酸ガスレーザーの光は、組織に吸収されると熱エネルギーへと変化し、組織は蒸散される。美容皮膚科領域に限らず、通常の皮膚科診療においても母斑や脂漏性角化症、脂腺増殖症、アクロコルドン、尋常性疣贅などの除去を希望する患者も多く、炭酸ガスレーザーは需要の高いレーザー機器といえる。蒸散範囲については、病理組織を考えながらすすめていくが、基本的には隆起が平坦化、肉眼的に腫瘍が見えなくなり、均一なびらん面を作るようにする。炭酸ガスレーザー治療は簡便で満足度の高い治療であるが、近年、美容医療の隆盛とともに診断がないがしろにされたままレーザー治療を行われている事もある。診断に迷う、または悪性の可能性が否定できない場合は、生検または外科的切除術を行うことが望ましい。我々が患者にとって安全で効果的な治療を行うために、今一度、炭酸ガスレーザー治療の基本に立ち返ってみたい。

16:35~17:20 【第3部】色素性皮膚疾患へのレーザー治療

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座長: 尾見 徳弥 先生 [クイーンズスクエア 皮膚科・アレルギー科 常務理事]

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演者
国本 佳代 先生 [和歌山県立医科大学附属病院 皮膚科 講師]
大学病院におけるレーザー治療
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大学病院でのレーザー治療は主に保険診療と自費診療におけるエビデンスの構築が主な役割である。 保険診療では乳児血管腫、毛細血管奇形、毛細血管拡張症、異所性蒙古斑、太田母斑、扁平母斑、外傷性刺青がレーザー治療の適応疾患となっているが、大学病院ではその中でも広範囲の症例や重篤なものの治療を行っている。また自費診療においては病理組織学的所見から治療法を選択するというスタイルを20年間継続し、光学的美容皮膚講座においては新規治療法の検証を2011年より行ってきた。現在、先天性色素性母斑に対するレーザー治療についての臨床研究を行っている。先天性色素性母斑のレーザー治療は保険適応ではなく、保険診療では手術で切除することが多いが、和歌山県立医科大学ではピコ秒レーザーの照射を行い、その反応とどの程度の効果があるかという特定臨床研究を進めている。現在集積された症例の現状をまとめて報告する。

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演者
近藤 謙司 先生 [湘南藤沢形成外科クリニックR 院長]
当院における色素性皮膚疾患(メラニン系)に対するレーザー治療
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当院は2017年11月に開院し6年目になる。前勤務の総合病院で行ってきた形成外科・美容外科診療をクリニック対応に改良し、形成外科、美容外科の手術をベースに、レーザー機器も開院時より装備、小児の色素性皮膚疾患からシミ、タルミなどのNon-surgical治療まで対応できるようにした。レーザー治療の主である色素性皮膚疾患、血管系疾患である毛細血管奇形は波長595nmのダイレーザーを主に、532nmのロングパルスNd:YAGレーザーを使用、乳児血管腫に対しては、波長595nmのダイレーザー、症例によってはプロプラノールとのコンビネーションを行っている。一方メラニン系疾患である、太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑などはQスイッチルビーレーザーを主に使用し、後天性のメラニン増強であるシミは、診断によりいくつかの機器を使用している。今回、当院で行っているメラニン系の色素性皮膚疾患に対するレーザー治療を述べる。

開催概要

開催日 2024年6月22日(土)
代表世話人 河野 太郎 先生[東海大学医学部外科学系形成外科 教授]
会場 帝国ホテル東京 本館3F 舞の間
住所 〒1008558 東京都 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京 本館3F 舞の間
定員 先着80名様
参加費 無料
アクセス

地下鉄でお越しの場合

【日比谷駅】東京メトロ : 日比谷線・千代田線、都営地下鉄 : 三田線...徒歩3分(A13出口からすぐ)

【内幸町駅】都営地下鉄 : 三田線...徒歩3分(A5出口から)

【銀座駅】 東京メトロ : 日比谷線、丸の内線、銀座線...徒歩5分(C1出口から)

【有楽町駅】東京メトロ : 有楽町線...徒歩7分

【新橋駅】 東京メトロ : 銀座線、都営地下鉄 : 浅草線...徒歩9分(7出口から)/徒歩12分(A2出口から)

JRでお越しの場合

【有楽町駅】山手線、京浜東北線...徒歩5分

【新橋駅】 山手線、京浜東北線、横須賀線...徒歩7分

【東京駅】 山手線、京浜東北線、中央線、横須賀線、京葉線ほか...タクシーにて約5分

 

その他、会場までのアクセス詳細については公式サイトをご参照ください。

https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/access_map/direction.html