11:00~11:05 代表世話人挨拶
加王 文祥 先生[天神下皮フ科形成外科 理事長]
【本セミナー開催方法につきまして】
緊急事態宣言発令に伴い、現地開催が困難と判断し、本セミナーの開催方法を、
WEB開催(ライブ中継)へ変更いたしますことご案内申し上げます。
全国5会場での開催は中止となりますので、当日お越しになりませんようお願いいたします。
開催形式が変更となり、多大なご迷惑をお掛けいたしますことお詫び申し上げます。
※ご講演プログラム等に変更はございません。
※既にお申し込み済みの方は、再度お申込みいただく必要はございません。
本セミナーは美容医療に関わる医師向けのセミナーです。
※ご一緒に参加される方も本WEBサイトに登録の上、個別にお申込みをお願いいたします。
※本セミナーは有料となります。(3,000円/人、事前支払)
お支払方法はクレジット決済、銀行振込のみとなります。ご入金案内はお申し込み後、追ってご連絡申し上げます。
※定員に達したため、本セミナーのお申込みは締め切りました。何卒ご了承くださいませ。
加王 文祥 先生[天神下皮フ科形成外科 理事長]
座長: 山下 理絵 先生 [湘南藤沢形成外科クリニックR 総院長]
私達が日常診療で診る肌トラブルは微細なダメージが長期間蓄積した結果です。残念ながらこのダメージを実感するのは容易ではなく、症状が出現して初めて自覚することがほとんどですが、これを可視化できれば、現在起こっている肌トラブルの効果的な治療から、今後起こるであろう症状の予防まで幅広い対応が可能となります。本セミナーでは、肌画像診断機器の実践的利用法について実際の症例を供覧しながら紹介させていただきます。
IPL機器治療は色素斑を中心に赤ら顔、毛細血管拡張症などにも使用されている。今回使用しているFormatk社の光治療器はメラニンメーターによる測定をもとに推奨パラメーターが設定されるが、経験に基づき設定を変更可能である。またアプリケータも530nm、590nmがあり、血管病変治療にも対応可能となっている。使用期間は短いが使用経験、今後の可能性につき発表できればと考えている。
現在、Qスイッチルビーレーザー(QSRL)は色素性疾患の治療に対して一般的に多く用いられ、またQSRL治療に関するデータも多数存在するため、その治療効果や合併症などについては多く解明されている。一方で、幅広い世代の患者に対して治療を行う上、疾患やスキンタイプによって照射後の生体反応が異なることから、一定の臨床経験が必要となる。今回、私のThe Ruby Z1 Nexusの使用経験を通して、これからのQSRL治療について講演する。
Qスイッチレーザー治療は四半世紀の歴史があり老人性色素斑治療はもちろんのこと、ノーマルモードルビーでは治療困難であった太田母斑でも完治が見込めるほどの効果が期待できるが、炎症後色素沈着や色素脱失を生ずる。一方、パルス幅がメラノゾームの応力緩和時間よりも短い400ps以下のピコ秒レーザーの組織損傷は小範囲に限られ、熱による炎症反応は少ないため副作用も生じにくい。本講演では300ピコ秒レーザー治療について述べる。
座長: 石川 浩一 先生 [クロスクリニック銀座 院長]
当院では、フェイスリフトなどの外科的な治療も行っているが、「切らないリフトアップ治療」はとてもニーズが高く人気の治療である。たるみの状態によって、糸のリフトやヒアルロン酸注射によるリフトアップ治療も行うが、ウルセラやサーマクールのコンビネーション治療で、土台を引き締めておいてからの複合治療がより効果的である。そのコンビネーション治療の一端をご紹介する。
ヒアルロン酸注入の目的は多岐に渡り、静止時の皺の改善、表情皺の緩和、顔面骨・頭蓋骨の量的不足の補填、軟部組織の量的不足の補填・形成、軟部組織の支持靭帯補強によるリフトアップなどがある。製剤の改良と先覚医師の尽力により、上記技術の組み合わせでより自然な治療が可能となった。同時に危険性についても多くの警告が発信されている。本発表では動画や写真を交えながらヒアルロン酸治療の実際についてお話する。
最新のFotona社のレーザー「Time Walker Fotona4D」を使用したTotal Rejuvenation治療について紹介する。この治療器は、2波長のレーザーと4つの治療モードを使用し、たるみのリフトアップだけでなく、肌の引き締め、ハリ、トーン、テキスチャーなど多種の治療を可能とする。今回、Fotona4Dを使用した治療方法、効果、および日本人に適したプロトコールについて解説する。また、HIFU、RFなどのたるみ治療の違いについても述べたい。
Sofwaveは次世代の超音波技術を用いた新しいシワたるみ治療機器である。Synchronous Ultrasound Parallel Beam SUPERB™という革新的な技術で、皮膚表面を冷却しながら1.5 mmの深度に超音波ビームを照射して組織の破壊再構築が起こる。既にFDAで顔面シワに対する承認を得ている。従来のHIFUと異なり集束された点状の焼灼ではなく、平行なビームで広範囲に強い熱変性が生じる。まだその評価に至ってはいない短期間ではあるが、機器の理論や実際の効果について紹介したい。
開催日 | 2021年2月7日(日) |
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代表世話人 | 加王 文祥 先生[天神下皮フ科形成外科 理事長] |
会場 | WEB開催の為、会場はございません。 |
住所 | 〒1000005 東京都 ※WEB開催の為、会場はございません。 |
定員 | 先着500名様 |
参加費 | 3000円 |
アクセス | 専用WEBサイト |