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学会情報詳細 学会情報詳細

第82回日本皮膚科学会東京支部学術大会

東京都

日程

2018年12月1日(土)~2018年12月2日(日)

場所

ザ プリンスパークタワー東京
(〒105-8563 東京都港区芝公園4-8-1)

ランチョンセミナー

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会場

第3会場(ザ プリンスパークタワー東京 B2F コンベンションホールD)

日時

2018年12月1日(土) 11:40 ~ 12:10

テーマ

機器を用いた紫外線治療
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座長
佐野 栄紀 先生
高知大学医学部 皮膚科学講座 教授
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座長
錦織 千佳子 先生
神戸大学大学院医学研究科 内科系講座皮膚科学分野 教授
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演者
西村 陽一 先生
にしむら皮フ科クリニック 院長
『眠っている能力を呼び起こすエキシマライト紫外線療法』
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近年、エキシマランプの普及は目覚ましく、紫外線療法の中でもその地位が急速に増してきた感がある。当院でも、白斑や円形脱毛症をはじめとする難治性皮膚疾患に対して様々な工夫を凝らしてエキシマライト治療を導入してきた。本講演では、その工夫やテクニックについて詳述したい。さらに今回は、乾癬治療におけるアプレミラストと紫外線療法の併用効果についても解説する。アプレミラストは、紫外線療法を併用すると生物学的製剤並みの効果を示すとする報告がある。どちらも診療所ベースで行える治療法であり、この併用療法は乾癬治療において飛躍的に普及する可能性を秘めている。そこで、紫外線療法としてのエキシマライト治療をどのように行うべきかを論じたい。当院では、VTRAC™と新型ExSys308™の2台のターゲット型エキシマランプを使用している。特に新型ExSys308™は、輝度が2倍になったにもかかわらず色素沈着が少なく、クォーツチップのおかげで照射困難部位でも容易に照射することが可能になった。これら高輝度エキシマランプと様々な治療上の工夫で、まだまだ眠っている治療法や治癒能力を呼び起こすエキシマライト紫外線療法の可能性について論じたい。

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演者
藤田 英樹 先生
日本大学医学部 板橋病院 皮膚科学分野 准教授
『エキシマライトを皮膚科診療に生かそう』
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311~312 nm付近にピークを持つnarrowband UVB照射器が2002年に本邦でも発売され、現在本邦における光線療法はnarrowband UVBを用いることが主流と思われます。2007年に本邦でターゲット型エキシマライトが発売されましたが、エキシマライトは308 nmにピークを持つ光線療法であり、従来のUVAやnarrowband UVBのランプとは全く異なる原理で発光します。ターゲット型と称されるように、限定された照射野に効率的に紫外線を照射出来ることが特徴です。エキシマライトはnarrowband UVB療法も含め他の治療で残存した難治性皮疹にも疾患を問わず効果を期待できます。また、頭皮などのこれまでは光線療法が難しかった部位にもよい適応となります。本講演では、エキシマライトについての基本事項を解説するとともに、当科においてエキシマライトを用いて治療した様々な皮膚疾患の症例を供覧し、その有用性について考えてみたいと思います。エキシマライトは広範囲の照射には向きませんが、比較的限局した難治性皮疹を治療するための強力な武器になります。

展示

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