イブニングセミナー
会場
ホテル椿山荘東京(第3会場 バンケット棟1階「胡蝶」)
日時
2021年4月15日(木) 16:40 ~ 17:40
テーマ
新型ルビーレーザーによる色素性皮膚疾患治療について
座長
演者
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臨床応用されて40年以上経過したレーザーは、現在形成外科・皮膚科領域で必要不可欠な存在となっている。特にQスイッチルビーレーザー(QSRL)治療においては、その臨床データが今日まで多数蓄積されている。一方で、疾患や患者によってレーザー照射後の生体反応が異なるため、その生体反応への理解と臨床経験が必要となる。今回、THE RUBY Z1 Nexusを通して、改めてレーザーそしてQSRL治療の基礎について考えていきたい。
演者
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Qスイッチレーザーの生体作用は光機械作用と光熱作用の両方であり、メラノゾームの熱緩和時間以内であれば、その選択的熱融解が可能である。基底層の熱緩和時間はミリ秒単位であり、ノーマルモードレーザーの光熱作用で基底層の選択的破壊が可能である。表在性色素性疾患に対しては、ノーマルモードの炎症後色素沈着のリスクは、低いため、2つを上手にくみあわせることでより質の高い治療が可能となる。