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第66回日本形成外科学会総会・学術集会

長崎県

日程

2023年4月26日(水)~2023年4月28日(金)

場所

出島メッセ長崎

ランチョンセミナー

ランチョンセミナー

会場

第8会場(出島メッセ長崎 1F会議室103)

日時

2023年4月26日(水) 12:00 ~ 13:00

テーマ

機器を用いた瘢痕治療~形成外科における新しいアプローチ~
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座長
加王 文祥 先生
天神下皮フ科形成外科 理事長
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演者
河野 太郎 先生
東海大学医学部外科学系形成外科 教授
フラクショナルモード搭載CO2レーザーを用いた瘢痕治療について
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パルス波レーザーによる剥皮的治療は、瘢痕をぼかす治療であり、合併症も多い。2004年、フラクショナルレーザー治療(波長1550nmのエルビウムグラスファイバーレーザー)が開発され、合併症の少ない瘢痕治療が可能となった。フラクショナル治療の最大の特徴として色素非依存性の治療機器であり、この点において色素依存性のレーザーや光治療と全く異なる。この機器は蒸散作用はなく、リモデリングによる瘢痕の改善であり、軽微な瘢痕であれば、有効性は高い。2007年にはフラクショナル炭酸ガスレーザーが登場し、その後Er-YAG、YSGG等の剥皮的レーザーが次々と開発された。蒸散作用があるため、瘢痕量を減少させる分割切除的な作用も加わり、より有効性が増した。面状の剥皮は、浅層までであるが、フラクショナル治療は従来の治療よりも深達性がある分、全面照射でなくとも治療効果が高く、また、全面照射でない分、上皮化が早く、合併症が少ない。しかし、より深部まで到達すると、出血を認め、炎症後色素沈着や点状陥凹等の合併症を生ずる。出力、照射密度、スポットサイズ、パルス幅、パス数、冷却、スタッキング等、様々なパラメーターで効果と合併症に影響するため、機器の特性を理解することが重要である。

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演者
近藤 謙司 先生
湘南藤沢形成外科クリニックR 院長
瘢痕治療:レーザーを使用した新しいアプローチ
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創傷・熱傷・痤瘡などにより生じた瘢痕は永久に残存する。Scar less healingのために瘢痕組織の減量および正常な真皮の状態に戻すことは、形成外科医における創傷治癒の課題である。形成外科での瘢痕治療は、1.早期より目立たない瘢痕を形成する治療、2.肥厚性瘢痕の治療、3.成熟瘢痕の治療などがある。今回、Er:YAG・Nd:YAG2波長搭載レーザーを使用した瘢痕治療に関して報告する。

備考

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展示

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