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学会情報詳細 学会情報詳細

第122回日本皮膚科学会総会

神奈川県

日程

2023年6月1日(木)~2023年6月4日(日)

場所

パシフィコ横浜

イブニングセミナー

イブニングセミナー

会場

第10会場(パシフィコ横浜 3F 313+314)

日時

2023年6月2日(金) 17:20 ~ 18:20

テーマ

エキシマレーザーを用いた皮膚疾患治療 <基礎~応用>
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座長
今福 信一 先生
福岡大学医学部 皮膚科学教室 主任教授
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演者
牧野 輝彦 先生
富山大学学術研究部医学系皮膚科学 准教授
難治性皮膚疾患治療におけるエキシマレーザーXTRAC®への期待
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XTRAC®は308 nmの単色光を83,000W/cm2の光強度(輝度)で照射するエキシマレーザーを搭載したターゲット型紫外線治療器である。この高輝度のレーザー照射は皮膚深部への高密度の光の到達を可能にするため、従来の光線治療で十分な改善が得られなかった疾患や病変に対しても治療効果が期待される。 当教室でもNB-UVBなどの光線治療で十分な効果が得られなかった尋常性白斑、円形脱毛症、菌状息肉症、掌蹠膿疱症などに対してXTRAC®による光線療法を行い良好な治療結果を得ている。さらに、当院の臨床倫理委員会の承認を得て、環状肉芽腫やサルコイド―シスなど肉芽腫性疾患、限局性強皮症など真皮病変が主体となる様々な疾患・症例の治療にもXTRAC®を用いている。本講演では当科で経験した症例を供覧し、どのような疾患がXTRAC®治療の良い適応になるのか、XTRACの特徴と文献的考察を交えて解説する。

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演者
尾崎 紗恵子 先生
日本医科大学皮膚科学 講師
尋常性白斑における308nmエキシマレーザーの有用性について
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尋常性白斑の紫外線療法において, 本邦ではエキシマライトがターゲット型紫外線治療器として広く使われてきたが, 2018年にエキシマレーザーXTRAC®が薬事承認機器となり2019年に保険収載もされたため, エキシマレーザーの使用率が徐々に増えてきている. エキシマレーザーは単一波長かつパルス発振であるため紫外線の強度(輝度)がエキシマライトの数十万倍高く, エキシマライトより色素再生を促す効果が高いと考えられる. 本講演では, エキシマレーザーの基本的な説明と, 当院でのエキシマレーザーを用いた尋常性白斑の治療症例を, 左右対称の病変で半側ずつエキシマライトとエキシマレーザーを照射した症例も含めて提示する. また, エキシマライトとエキシマレーザーをマウスに照射し皮膚への作用を比較した実験や培養細胞(HaCaT細胞)に照射して比較した実験を、文献的考察とともに紹介する.

備考

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展示

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