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現在しわたるみの治療法は手術・機器・注入剤・糸など無数に存在している。各々の治療法や製剤の特徴を捉えた医師が目の前の患者の顔かたちと組織の特徴を捉え、いくつかの有効な治療を巧みに組み合わせることで大きな効果が生まれ、高い患者満足度を得ることができる。 当院では2021 年1 月よりSUPERB®を導入した。試行錯誤する中で客観的にも良い結果となり主観的にも満足度が高くなりやすい患者の特徴が幾つか見えてきている。SUPERB®の活かし方についての考察について報告する。
真皮中層(1.5㎜)領域を広範囲に強く加熱できるSUPERB®(ソフウェーブ)は、脂肪萎縮を生じることなく、コラーゲン・エラスチンのリモデリングを引き起こし、強い皮膚のタイトニング効果を得ることができる。当院では、そのタイトニング効果を期待してSUPERB®を導入したが、同時に美肌効果(スキントーン・赤ら顔の改善・皮脂分泌の抑制・毛穴縮小など)が全例に得られ、思わぬ随伴効果に驚いている。SUPERB®は、他のタイトニング治療器では照射が難しかった首にも広範囲に照射が可能で、1回の照射で、たるみ・キメ・シワ、すべてにおいて良好な結果が得られた。 また、当院ではタイトニング治療器として、SUPERB®の他に、さらに深い真皮~皮下組織の加熱(3~4㎜)ができるモノポーラRFも所有しているため、浅層脂肪のボリュームが多いことによってたるみが増強している症例、あるいは左右の脂肪量の差によって輪郭に左右差が生じている症例に対し、SUPERB®単独照射とSUPERB®+モノポーラRF複合照射のハーフサイドテストをおこなった。結果、SUPERB®単独照射でも良好な結果が得られたが、SUPERB®+モノポーラRF複合照射をおこなった方がより高いタイトニング効果が得られ、被検者の体感的にも、引き締まった感覚がより強く得られた。