同期平行型超音波ビーム（Synchronous Ultrasound Parallel Beam：SUPERB®）は、真皮内に並列する円柱型の加熱領域を1.5㎜の深さを中心に60℃以上の高熱を発生させるユニークな機器Sofwave®により発振される。強い真皮収縮で皮膚表面積を縮小し顔全体のたるみ形状に対する効果があり、皮膚表面に近い熱刺激によりシワ改善と皮膚の若返り感が得られる。上眼瞼用の新しいPreciseアプリケーターの開発は上眼瞼リフトの治療としても期待されている。

たるみに対する切開フェイスリフトのリフト効果は余剰皮膚切除、脂肪のリポジションが主な効果を出し、ダウンタイム後の効果は一目瞭然である。そしてノンサージカルなアプローチは、個々のたるみの原因をアセスメントした上で複合的な治療を駆使することで切開式フェイスリフトに近い“Magic “を起こさせることが可能である。年齢・たるみ別のアセスメントによるAPTOS ®Threadを用いたスレッドリフトとのコンビネーション治療について紹介する。